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最初の体験が軌道に乗って、成果に満足しているなら、そろそろ新たな体験を加えてビジネスをステージアップする潮時かもしれません。

新規体験は企画立案のみならずヒットに育てていく部分にも時間がかかりますので、その余力があるかよく考えてみましょう。ご参考までに、体験拡張を決めたホスト3人に決断までのプロセスを聞いてみました。

Abbyさんは有名映画の撮影現場をよく知るロンドンのホスト兼映画監督。そのニッチな業界人の視点を生かして、映画の舞台を案内する街ウォークを掲載しています。案内するのは楽しいのですけど、予約はそれほど集まりません。このままでは先細りと考えたAbbyさんは、もっと広い層にアピールする体験を企画することで手広く持続可能なビジネスに転換を図ることを決意しました。そこでスタートしたのが、有名映画の舞台で撮るフォトセッションで、こちらは大人気になりました。

Charlesさんはパリのルーヴル美術館を案内する体験ホストですが、ここは毎週火曜が休館日。火曜も予約を確保したいと考えたことが、新規体験開始の動機です。用意したのはパリの歴史ウォークで、今はルーブルが混み合う曜日もこちらに切り替えています。

Melissaさんは2018年、バスでめぐるワイン体験、セーリング体験でAirbnbデビュー。掲載するなり成長の上昇気流に乗りました。あまりの人気にバーンアウト(燃え尽き症候群)対策が急務となり、大型バスを買って補助ホストを1人増員。体験と補助ホストの引継ぎが軌道に乗ったところで、また新たな体験を立ち上げ、補助ホストをまた1人仲間に加えました。

以上いかがでしたか?自分もまた新たな体験にチャレンジしてみたい!という気持ちがだいぶ高まったのではないでしょうか。企画するときには、まずカテゴリ選びからスタートです。

同じカテゴリで体験を新規作成 

今の体験を少し焼き直したものを新規体験として掲載し、新たなゲスト層を取り込むのもいいでしょう。たとえば、今の体験をファミリー向けの新バージョンで企画したり、案内で使用する言語を変えるなどの展開が考えられます。

時間が短いバージョン、格安バージョンなど、同じ内容で構成を変えて成果の変化を確かめてもいいですし、今の体験が昼間なら夜の部を別途追加すると夜型ゲストを訴求できますので、そちらもぜひ検討してみたいポイントです。サーフィン、帽子づくりなどのアクティビティ中心の体験なら、初心者、中級者、上級者など、対象レベル別に掲載してみるのも効果的です。

今とまったく同じ内容のまま、会場別に複数掲載することもできます。たとえば、宝探しのスカベンジャーハントで楽しむ美術館見学なら、会場をほかの美術館や博物館に変えて新規体験をスタートしてもOK。体験のテーマを変えたり、ワインテイスティングに慣れたらシャンパンテイスティングも加えてみたり、四季折々のホリデーをテーマにすることもできます。

別のカテゴリに展開 

得意分野が広い方、すでに実績のある企業経営の方は、新規カテゴリで体験を企画する可能性を検討してみましょう。市場の潜在ニーズを先読みできる起業家は、それに対応する体験を作成できます。市場に出回っている体験をじっくり観察してみましょう。地元で一番やりたいことや、ありそうでない体験をご自身のゲストに尋ねてみるのも一案です。

体験の公開時期

新規体験の企画は、暇なオフシーズンにするのが一番です。混まない時期なら本当にやりたいことを考える、気持ちの余裕があります。体験の内容を特定して練り上げ、細かい作業を煮詰める時間的な余裕もあります。

ただそれは全体傾向であって、状況によっては、ハイシーズンの多忙な合間を縫ってでも新規体験を企画したほうが吉に出ることも。トレンドを観察し、人気急騰のカテゴリや体験タイプに気づいたときには、新企画で需要を捉えると収益につなげることができます。補助ホストの大健闘で余裕が生まれたら、一緒に2つ目、3つ目に挑戦してみるのもいいですね。

多角展開のホストに見習って新しい体験をスタートし、次のステージを目指してみましょう。