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ロサンゼルスのビーチで完売続出の体験を主催し、すべては順調に思えたMelanieさん。でも内心では、だんだん内容が複雑になり過ぎて、やや燃え尽き気味の兆候も現れはじめていました。ミュージシャンを手配し、最高のヴィーガン料理も用意し、ゲストはみな楽しい時を過ごしていました。そして、その様子を見た周囲の人たちも興味を持ち、参加したいと声をかけてくれていました。 新しい人と出会い、ゲスト同士をつなぐことにはやりがいも感じていましたが、週数回もそれをやる必要はない気もしたのです。夜はクタクタに疲れ切って抜け殻の日々。これではいけないと思ったMelanieさんは急きょペースを落とし、優先順位を見直すことで、この流れを変えました。最近お疲れ気味の方にはとても参考になる体験談ですので、流れを変えるまでのプロセスを詳しく見てみましょう。


「夕陽のビーチでピクニック体験」をはじめたばかりの頃は、ゲストに最高のヴィーガン料理を支度して、最高のミュージシャンを招いて、日が沈む海をバックにライブを楽しんでもらっていました。しかし、ほかにも素晴らしい食事とエンターテインメントを用意するイベントはたくさんあったので、ライバルに負けちゃいられない、と外のプレッシャーばかりに気をとられていた気がします。でも細かいところまで全部考えて、そのとおりに手配するのは結構なストレスです。そのうち体験を開くことを楽しめなくなっている自分がいました。同時に、ある大切なことにハッと気づいたのです。自分が無理して手配した贅沢なものより、ゲストが本当に心から楽しんでいるのは、ただ一緒に集まって、互いがつながることだったんです。

気づくまでに随分遠回りしてしまいましたが、その気づきを土台に、「自分は何を体験から得てもらいたいのか?」、「自分にしかできないことは何なのか?」ということを、もう一度見つめ直してみることにしました。本業はスピーチセラピストで、家族や子どもとやっている瞑想を最近は仕事や暮らしの中に採り入れたりもしています。体験でも瞑想とコネクションをメインテーマに据えてみたらどうかと思い立ち、実践してみるとこれが大当たりで、体験はたちまちバラ色に変わりました。自分が本当に好きなこと、本当に追求していることなので、パッションもミッションも明確にあるのが何より大きいですね。

いろいろなことで頭がいっぱいのときは、「ゲストのために何が一番なのか」、「終えたとき何を得たいのか」という部分に意識を集中すると、本当に必要なことが明確に見えてきます。私の場合は、「体験に参加してくれた人たちは、どんな気持ちで終えたいと思っているのだろう?」 と自分の胸に手をあてて考えてみました。

これまで世界中を旅してきて、ひとり旅のことも多かったので、そのときの気持ちを思い返してみると、旅行中はやっぱり、先を急ぐのをやめて、見知らぬ土地の空気を感じて、地元の人たちとふれあうのが、一番楽しいんですよね。自分がこれまでお迎えした旅行者もみな、Airbnbのキャッチコピーじゃないけれど、暮らすように旅したい思いで参加していたんだなあ、と改めて気づきました。

そうとわかれば実践あるのみです。体験から余分なものは省き、人とのつながり、自分の好きなことをシェアし、瞑想を教えること、日常を忘れてリラックスできる場を提供することを中心に据えてみました。軌道修正後の体験では、旅行中の人も安全な環境で、先を急ぐのをやめ、自然との一体感を取り戻すことができます。人がテーマの体験ですので、贅沢なお食事やライブも必要ありません。参加者が求めているのはひとえに、人とのつながり、自然の中で美しい時を過ごすこと、です。

自分の生きがいと完全に同化させる決断をした途端、体験は見違えるように花開き、予約と5つ星レビューもずっと簡単に確保できるようになりました。集まってくれるゲストも気の合う方ばかりで、本当に「私の」ゲストという感じです。軌道修正に時間はかかりましたが、元の体験を無理して続けなくて本当によかったと今では思っています。こちらの体験の方が自分も得るものが大きいですし、今は限られた時間の中で新しいスキルを教えて、それぞれの人生に持ち帰って安らぎを得てもらえたらという気持ちでがんばっています。あれもこれも欲張るより、本当にすっきりして進めやすくなりました。こないだもファミリー向けの体験をスタートしたばかりです!


Airbnbでは体験のヒントやストーリーを随時募集中です。みなさまも体験の軌道修正や路線変更で充実度が劇的に増した経験がありましたら、こちらのフォームからぜひお聞かせくださいね!投稿は随時公開していきますので、どうぞお楽しみに。