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Airbnbでは、Adventure Travel Trade Association(ATTA)からのアドバイスのもと、安全なカヌー体験をホスティングするためのヒントをまとめました。こちらでは推奨される実践例を紹介していますが、実際の活動はホスト自身がエキスパートとして案内する必要があります。素晴らしいホストとして、すべての人たちの安全を守るためにできることを常に検討しましょう。

必要なスキルレベルを正しく説明する

安全に体験を楽しむために、健康状態や体力などに関する要件がある場合は、体験の説明文にその概要を明記してください。これには、所要時間、運動量、必要な体力やスキルレベルなどの情報が含まれます。

以下に、カヌー体験に必要なスキルレベルをゲストに伝える際に役立つATTA提供の指針をご紹介します。

ツーリング: 

  • 初級:岸やサポート船に簡単にアクセスできる静水域でカヌーをこぎます。カヌー入門編であり、必要なスキルは特にありません。
  • 中級:日帰りまたは複数日にわたるツーリングです。ゲストは穏やかなコンディションでこぐことを想定できますが、より開けた水域に移動することもあり、その場合は風や波にさらされる可能性が高くなります。こぎ方の基礎レベルのスキルがあり、多少の波や風の中でカヌーを操れることが必要です。以上はすべて体験で習得できます。
  • 上級:広い開水域でこぐため、風や波にさらされることが予想されます。ルートに河川が含まれる場合は、水流に遭遇する可能性があります。流れが少々ある水域でカヌーをこいだり、ライニングダウン(カヌーを引きながら川の浅瀬を歩く)したりすることがあります。ルートによっては、ポーテージ(カヌーを担いで岸を歩く)が必要になる場合もあります。風、波、水流の中でカヌーをコントロールし、こぎ、操縦できるスキルが必要です。
  • 超上級:長距離のカヌー探検です。水流を含む、ほとんどの種類の水域でこぐことが想定されます。パドルでこぐことが実用的または合理的でないエリアでは、ライニングダウンやポーテージが必要となる可能性があります。カヌーをコントロールし、こぎ、操縦するスキルがさらに必要です。
  • 体験によっては、ライニングダウンやポーテージを行う場合があります。

リバーカヌー:

  • 初級:低リスクの早瀬が少しある、曲がりくねった河川で実施します。クラス1までの流れの中を、こぐというよりは浮かぶのに近いかたちで進みます。必要なスキルはまったくないか、ごく基本的なもののみで、リバーカヌーの入門になります。
  • 中級:流水と際立った早瀬(クラス2~3までの早瀬)で実施します。流れがわかりやすく、泳いでもほとんど危険のない早瀬のルートを進みます。ゲストには、カヌーを操縦してバランスをとる能力がある程度必要です。ゲストが熟練している場合を除いて転覆する可能性は高いものの、救助が問題となることはまれです。必要なスキル:推進力、方向転換および安定させるこぎ方、クラス2での操縦(ピールアウト、フェリー、エディーターン)
  • 上級:避けることが困難な、中程度の不規則な波を伴う早瀬(クラス3~4の早瀬)で実施します。多くの場合、優れたコントロール力を要する急流での複雑な操縦が必要です。早瀬では、「必須の」操縦を要する危険な場面に直面する可能性があります。ゲストは、クラス3での操縦に慣れている必要があります。

ゲストと頻繁にコミュニケーションを取る 

体験の予約が入ったら、ゲストにメッセージを送って自己紹介をし、歓迎の気持ちを伝え、準備を整えられるよう手助けしましょう。参加に影響する可能性のある健康上の懸念がないか、ゲストに確認してください (食物アレルギーから心臓疾患まで、さまざまな懸念事項が考えられます)。ゲストのニーズに対応するためにどのような変更が可能か(または変更を検討できるか)を必ず明確に伝えましょう。

ホストは、ゲストがいつでも気軽に質問できるような雰囲気にする必要があります。一般的な懸念事項(体験中のトイレの使用、ほかのゲストとの交流に関するルールなど)について尋ねられることを想定しておきましょう。必要な持ち物のリストも事前にゲストに送付してください。カヌー体験の場合、重ね着用の服、着替え、適切な靴、帽子、サングラス(ストラップ付き)、日焼け止めが必要な持ち物として考えられます。

ホストは体験の開始前に、一般的な懸念事項について尋ねられるかもしれません。たとえば、食事や軽食、水の提供があるか、水筒を持参する必要があるか、いつどこでトイレ設備を使えるかなど、実際の体験中に関することを尋ねられる可能性があります。携帯電話の電波が届く範囲を確認し、事前にゲストに知らせておくことをおすすめします。以上の懸念事項は、ゲストに質問される前に説明するようにしましょう。初めてカヌーに挑戦するゲストがいる可能性もあるため、しっかりコミュニケーションを取ることが安全で楽しい体験を提供する鍵となります。

地域の規制に従い、天気予報を確認する

現地の情報に精通し、カヌー体験の実施が許可されているかどうか、いつ実施できるかを把握しておくとともに、該当地域に適用される規則や規制について知っておく必要があります。コンディションを予測できるように天気予報を必ず確認し、実施場所を熟知しておいてください。

体験開始前にブリーフィングを行う

当日体験を始める前に、実施内容をゲストによく説明してください。このタイミングで、体験中に必要な食料、水、用具がすべてそろっていることを確認しておきましょう。

中には不安を感じているゲストがいる可能性もあり、地元の人よりも必要なものがあるかもしれません。このようなニーズを予測しておけば、より優れた体験を提供できます。

適切な用具を提供する

ゲストに用具を提供する場合は、良好な状態であること、清潔で乾燥していること、各ゲストにしっかりフィットすることを確かめましょう。参加者全員が効率よく乗れて、起伏の多い環境に適したカヌーが必要です。ゲストが自分の用具(ライフジャケットなど)を持参した場合は、提供する体験に適していること、しっかりフィットすること、状態が良好であることを確認してください。

その他、以下の重要事項も考慮してください。

  • パドルはすべて、上部をしっかりと握ることができ、シャフトやブレードに亀裂や欠けた部分がないことを確認する必要があります。
  • 穏やかなコンディションで初心者向けの体験を実施するときは、ライフジャケットが不要な場合もあります。その場合も、ゲストが使用を希望する場合に備え、ライフジャケットを用意しておいてください。現地当局(米国沿岸警備隊、州のボート・船舶安全当局など)により、ライフジャケットに関する特定の認定または許認可が義務付けられている場合があります。たとえば米国では、承認済みのタイプ3またはタイプ5のライフジャケットがパドルスポーツに適しているとされています。身体に密着することが非常に重要であるため、すべてのライフジャケットが適したサイズであり、ぴったりフィットすることを確かめた上で、バックルがすべてきちんと留められていること、外れそうになっていないことを確認してください。
  • ゲスト用に清潔で乾いた袋を用意し、食料と清潔な飲料水を十分確保しておきましょう。
  • 移動に使用する車両およびトレーラーは、安全、清潔できちんと整備されており、体験実施地域の全規制を遵守している必要があります。

ゲストが怪我した場合に備えて、ゲストの状態を安定させ、安全に避難させるための充実した応急処置キットを携行し、使い方を知っておく必要があります。

適切な条件を選び、予期せぬ事態に備える

気温、水温、風、雨など、遭遇する可能性のあるさまざまな気象状況についてゲストに説明してください。こうした気象状況に加え、直面する可能性のある予期せぬ事態に備える最善策をゲストに伝えておきましょう。

緊急事態、天候、または安全上の問題により体験をキャンセルする必要がある場合、ペナルティは適用されません。詳しくは、体験のキャンセルポリシーについての記事をご覧ください。

緊急時の行動計画を立てる 

ゲスト全員が理解できるわかりやすい旅程表と計画を必ず準備してください。これには、ゲストがはぐれた場合や怪我を負った場合の対処方法を具体的に記載する必要があります。

ホストは、ゲストに危険について警告し、適切なパドリング技術を教え、指示に従うよう促すことで、発生しがちな問題を防ぐことができます。

不測の事態が起こった場合に備え、実践したことのある緊急時の行動計画を立て、ゲストを避難させる手段を用意しておくとよいでしょう。体験の実施場所が医療機関から1時間以上離れている場合は、CPR認定(または同等の資格)に加え、ウィルダネスファーストレスポンダー(WFR)またはウィルダネスアドバンスファーストエイド(WAFA)の認定資格を取得しておくことをおすすめします。詳しくは、緊急時の計画作成についての記事をご覧ください。

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