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最適な料金選びは誰もが悩むところです。エリア内検索で相場を確かめて比較しながら決めるわけですが、それだけでは見えてこないのが、実際に競合に予約が入った時点の実勢プライスと現実の稼働率です。また、ご自身のリスティングの注目度、表示料金を旅行者が喜んで払ってくれるかどうか、その辺りも読めません。

こうしたブラックボックスの部分を解消するために生まれたのが「スマートプライシング」です。エリア内の需要に合わせて競争力ある1泊料金に調整する「スマートプライシング」。そのゴールはひとえにみなさまの予約率向上にあります。

しかしながらAirbnbのもとには「スマートプライシングで自動生成される推奨料金が思っていたより高かったり低かったりする」というご意見もいただいています。そこで今回は社内の「スマートプライシング」担当に推奨料金算出の数理モデルについて解説をお願いしてみました。

推奨料金決定のメカニズム

スマートプライシング利用中の推奨料金は、ホストの希望条件と数多くのデータを総合的に判断しながら生成しています。料金決定要因は実に70以上におよびます。これらの要素と希望条件をもとにカレンダーの予約可能日ごとに最適な料金を選んでいるというわけです。

料金更新には次のような要素が反映されます。

  • 残り時間: チェックイン日が近づくにつれ、料金は変わります
  • エリアの人気度: エリア全体の検索数が増えるにつれ、料金は変わります
  • シーズン: 繁忙期や閑散期に入ると、料金が変わります
  • リスティングの人気度: ビュー数と予約が増えるにつれ、料金は変わります
  • リスティングの記載情報: Wi-Fiなどのアメニティ·設備を増やすと、料金が変わります
  • 予約履歴: 予約が入ると、成約段階の料金もその後の料金に影響を与えます。たとえばスマートプライシングの推奨料金より高い料金を手動で設定し、それで予約が入った場合には、アルゴリズムはそこから学習し、推奨料金に反映していきます。
  • レビュー履歴: 高評価レビューが増えるにつれ、料金は変わります

そのほかにも料金決定要因は多数あり、1日のビュー数と滞留時間までカウントされています! ことごと左様に、「エリア内検索で競合とリスティングページを比べただけでは見えてこない要素まで織り込む料金設定ツール」をつくろうということで生まれたのが、「スマートプライシング」なのです。

「スマートプライシング」利用時、ホストが手動で変更できるものは?

「スマートプライシング」では予約獲得率を最大化するという究極のゴールに向かって、需要に合わせた最適料金に自動的に調整されます。思っていたのと違う料金になると抵抗もあろうかと思いますので、各日の料金を希望の変動幅に留めておける簡単な設定もご用意しています。

  • 料金の下限: 需要低迷期の最低料金。予約が閑古鳥の日は集客アップのため料金値下げに踏み切る場合がありますが、ここで下限を設定しておけば、このラインを割り込むことはありません。
  • 料金の上限: 需要高騰期の最高料金。予約殺到の日は利益率アップのため料金値上げに踏み切る場合がありますが、ここで上限を設定しておけば、このラインを超えることはありません。一般非公開ですので、1100万円に設定してもOKです。現段階では「スマートプライシング」ご利用時、上限の設定は必須です。

もしご納得いただけない料金の日があればカレンダーで手入力で希望の料金に上書きできます。また、料金の上限と下限は「スマートプライシング」の設定で随時変更できる仕様になっています。

「スマートプライシング」利用時、ほかの料金設定はどうなる?

ゲストに表示される料金は、ほかの料金設定で調整できる場合もありますが、全部ではありません。以下に具体例を見てみましょう。

  • 「スマートプライシング」をONにすると、週末料金の設定は利用できなくなります。もちろん週末も推奨料金が料金の下限を割り込むご心配はありません。
  • 追加人数分の料金、清掃料金は平常通り適用されます。「スマートプライシング」がONでもOFFでも変わりはありません。
  • 週と月の割引料金も平常通り適用されます。「スマートプライシング」がONでもOFFでも変わりはありません。

「スマートプライシング」を期間指定でOFFにする機能を設けるなど、チームでは柔軟性向上に常に努めています。また、有益なアドバイスを求めて世界一円でホストのみなさまに調査とインタビューを行い、少人数の新機能トライアルも行っています。

毎日ご利用になるAirbnbを少しでも使いやすいものにしようと気にかけてくださるお心遣い、有益なフィードバックのすべてに感謝します。今後もがんばりますので、ぜひご期待ください!