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体験には、ただ自身の運営する非営利団体の収入を増やすだけでなく、ゲストの生き方を真に変える可能性が秘められています。ゲストにとっては、楽しいレクリエーションでありながら、その体験に参加しなかったら知ることのなかった新しい目線や考え方に触れる機会となります。

ケープタウンで行われるAirbnb体験「Surf with Purpose」では、サーフレッスンを通じてゲストに革新的な体験を提供しています。スポンサー団体は、暴力や虐待を受けた若者にサーフィンを通じてセラピーを提供するWaves for Changeという非営利団体です。もともと、団体のメインの活動であるサーフィンセラピーのレッスンには、ゲストに参加してもらう予定はしていませんでした。というのも、ゲストの参加によって、インストラクターが集中できず、セラピーの効果が半減しかねないからです。

そこで、ちょっと趣向を変えて、若者のセラピーのためのレッスンがないときに、旅行者専用のサーフレッスンをして、レッスン後はみんなでランチしながら、コミュニティが直面する問題を知ってもらう時間を設けることにしました。

Waves for ChangeのディレクターのTimさんは、この判断の背景にある考えについて、次のように語ってくれました。

「時間が長すぎたり、短すぎたりしない、活気あふれる内容を目指しています。一緒に何かをするというのは、初対面の人どうしが緊張を解いて会話のきっかけを作るのに一番いい方法のひとつです。私たちにとってはサーフィンがそれに当たるわけで、初対面でありがちな緊張感をほぐすには最適だと思います。」

Timさんは、すべてのAirbnb体験で使えそうなヒントも教えてくれました。

「初対面同士の緊張をほぐすには、あまりわざとらしくないシンプルなアクティビティを。そして、ゲストからとにかくたくさんフィードバックをもらいましょう。ゲストがオープンになってくれるほど、体験は成功します。」

体験が終わるころには、ゲストは波乗りの方法を学んで楽しい時を過ごしただけでなく、地元のコミュニティとより深く関わったことで、世界を新たな角度から見ることができるようになるのです。