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あなたの世界に興味津々な旅人、地元の人たちのコミュニティとつながる準備はいいですか?ここではAirbnbの体験クオリティ基準について具体例を交えて紹介し、ご自身の強みを前面に押し出す企画作成のアプローチを一緒に考えていきたいと思います。

ホストの役目は自分自身の世界にゲストを案内し、たとえ数時間の短い間でも異世界の住人気分を味わってもらうことです。Airbnbの体験は普通のツアーとは一線を画するものであり、Airbnbではその具体的なクオリティ基準を満たす体験だけをAirbnbのマーケットプレイスに掲載しています。掲載対象とみなされるためには専門性アクセスホスピタリティの3つの要素を企画に盛り込む必要があります。​ これは知識とおもてなしの両方を兼ね備えたホストによるクオリティの高い体験をマーケットに取りそろえるための基準です。

基準と体験企画作成の各論に移る前に、こちらのご注意をお読みください。

  • 最高の体験には人が集まり、コミュニティが生まれます。参加と交流を促す趣向はどのようにしますか?
  • 知識も大事なことですが、体験のテーマやトピックに対するあなた独自の視点や世界観を盛り込むこともおろそかにしないこと。
  • 枠に囚われず、あらゆる展開を考えましょう。 体験にはゲストが自力では簡単に味わえない何かを盛り込む必要があります。ありがちな観光とは一線を画する努力を。

専門性

趣味、得意分野、地元を紹介したい、という熱い思いはありますか?体験の企画提案ではその気持ちを出発点にするのが最良のアプローチです!専門家であることを印象付けるためには熱い思いに加え、体験で扱う主題に詳しいことがわかるユニークな経歴、資格、視点も必要ですので、企画ではそちらも忘れずに明記しましょう。

 

専門性に関する説明の書き方については、失敗例から成功例まで3つの文例を見てみましょう。

 

「書道が大好きです!」 :これだけではどう書道極めたのかもわからないし、なぜその道の専門家なのかもわかりません。

 

「5年間書道を学び、最近は友達にも教えています」 :体験を主催する資格がある程度わかります

 

「サンフランシスコ・アジアアートセンターで書道を教えています。先日は国際書道カンファレンスで『デジタル時代の書道』について講演しました。本業は開発者ですので、体験ではテクノロジーと書道の融合を主なテーマにしたいと考えています」  :この道にかなり精通していることがわかる好ましい例。

 

さっそくお手本にしたい実例を見てみましょう。以下は、「アートで料理!」のEleanoraさん&Archefさんの「ホストについて」からの抜粋です。

ホストのEleonoraさん&Achrefさんについて Eleonoraさんは海外で15年余りの修行を積んだシェフです。現在は「Italia7」のTV番組でシェフを務め、お料理のコツを教える日々をエンジョイしています。祖母、母譲りのお料理好き。そこに現代のテイストを採り入れ、パティシエ、ワイン&フードペアリングの専門を確立しました。プロのピッツァイオーロ(ピザ職人)でもあります。2018年、初の料理本を出版。 Achref Charguiさんは中東の弦楽器ウード演奏の第一人者として名高く、チュニス大学で音楽を教える傍ら、エルジェム国際音楽祭のアートディレクターとしても活躍しています。豊富な知識と演奏でゲストをアートの世界に誘います!

あまりにも華やかな例で「やっぱり達人レベルでないとホストは無理なのか…」と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことは決してありません!体験で扱う分野の専門性のレベルがわかる情報を書いていただければ、それで大丈夫です。

メキシコシティで「古代の技法で天然染め体験」を主催するホスト、Anabelさんの自己紹介も参考にしてみましょう。

メキシコ生まれの繊維愛好家。バルセロナでファッションデザインとファイバーアートを学んで数年前に帰国し、オアハカで天然染めに触れてその色鮮やかな古代織りの世界に魅了されました。以来、職人仕上げのバックパックのブランドなど、いくつかの事業を立ち上げました。ワークショップではこのバックパックの生地と作り方を一部ご紹介します。

これでなんとなく専門性をアピールするイメージが固まってきたのではないでしょうか。「この体験はこのホストしかいない!」と思ってもらえるように、説得できる材料を集めてわかりやすくまとめましょう。

「中の人」のアクセス

Airbnbの掲載要件を満たすには、ほかでは味わえないものや、普通の観光客が入れない世界にアクセスを提供する必要がありますので、体験の企画を提出するときには、案内する場所がどう特別なのかも強調することが欠かせません。普通の観光客にはどの程度敷居の高いスポットやコミュニティなのかを考え、なるべく自分が案内しないと入れない特別な場所や会えない人、コミュニティを意識的に選ぶようにしましょう。

毎回最初に「どうしてこの体験を予約したんですか?」と聞くんですけど、いつもと違う体験を探してここに来ました、とよく言われます。体験では、なるべくほかでは味わえないこと、自力では体験できないことを提供するようにしています。既存のツアーよりもっと面白くするようにがんばりました。その努力は明確なかたちになって現れています。– Gabrielaさん、「リトルアフリカ入門体験」ホスト

体験にアクセスを盛り込む方法には、次のようなものがあります。

  • 特別な場所に案内する。例)地元の人でないと入りにくい居酒屋、一般入場禁止のお庭
  • 紹介がないと会えない人、コミュニティ、活動に案内する。
  • 観光の超定番を意外なひねりやアングルで紹介する。

いずれも大事なことは、ゲストが通常、自力では体験できない世界に案内することです。

たとえば、「裏庭で養蜂体験」ホストのMarvinさんは自宅のお庭と市民農園を回りながらLAのミツバチの世界を紹介しています。

体験の企画では、会場やコミュニティとの個人的な関わりもアピールする必要があります。特別な思い入れ、ゲストが興味をもつ理由を中心にまとめ、その場所にまつわる忘れられない思い出があるならそれも書きましょう。

ホスピタリティ

おもてなし上手なホストはゲストを温かく迎え、気遣い、心がつながる思い出の瞬間をつくり、参加してよかったと得した気分にさせてくれます。体験を企画提案する際には、こうした細かい部分まで詰め、ゲストが終始安全と参加意欲、つながりを感じられるよう配慮している点をアピールしなければなりません。ここには飲料水・スナックの備えから、ネットで投稿を共有できるWi-Fiホットスポットの提供まで含まれます。

体験の企画作成では、次の点にご注意ください。

  • 食事制限、アクセシビリティ、安全上の懸念など、ゲストのニーズへの配慮はどのように進めますか?
  • 初挑戦のことや初対面の相手は緊張するものです。どのようにサポートしますか?
  • 予期せぬハプニング(悪天候など)にはどう対処しますか?
  • 体験を終えたとき、どんな心の変化、世界観を得てもらいたいですか?
  • さまざまな文化圏のゲストに違和感なく楽しんでもらうには?

Airbnbマーケットプレイスに参加するには、すべての体験がこれらの品質基準を満たさなければなりません。体験ページで各クオリティをどう伝えるかも重要なポイントとなります。特に次のセクションにはかならず目を通し、専門性、アクセス、おもてなしの3要素が伝わる内容になっていることを確認しましょう。

☐「自己紹介」:「この体験のホストは自分をおいて他にない」と思う理由、専門性、気遣いが感じられる要素を盛り込みます。

☐「体験できること」、「体験実施場所の紹介」:案内する場所や人、コミュニティがユニークなことを紹介します。説明は具体的に!また、ゲストの想定問答集も書いておきましょう。
☐「ホスト側で用意するもの」:ドリンクや軽食からチケットまで、料金に含まれる特別なアイテムをすべて書き出します。

☐「ゲスト側で持参するもの」、「予約前の注意事項」:ゲストのニーズを先読みし、相手の立場に立って考えられるおもてなし力をアピールしましょう。